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2023年09月15日
横浜商科大学

[福島県で夏合宿]東本ゼミ パスポートのいらない英国で異文化交流?体験を実施

7月8日(土)~9日(日)、東本裕子教授が担当するゼミナール(以下、東本ゼミ)の夏合宿が、福島県にあるブリティッシュヒルズで実施されました。

異文化理解と英語コミュニケーションを研究テーマとしている東本ゼミ。異文化交流?体験プログラムを通して、異文化理解力と英語コミュニケーション力を伸ばす指導を実施しています。そして、自分と異なる相手を “思いやる心” で理解に努め、共生しながら互いの良い所を学び合える学生を育んでいます。今回の夏合宿は、日本にいながら英国文化を体験できるブリティッシュヒルズで、学生たちは自身の英語力を試しながら、英国の文化を現地スタッフから学びました。

 

 

 

夏合宿で体験したことについてインタビュー!

東本ゼミの江田悠斗さん(商学科3年)、松本佳祐さん(観光マネジメント学科3年)、輿水彩伽さん(観光マネジメント学科3年)に、ゼミ合宿について聞きました。

 

Q.? ゼミ合宿の内容について教えてください。

江田さん
合宿中のコミュニケーション方法は英語のみ。自身の英語力がどのくらいなのか、相手に伝わるように話すことができるのか、このようなことを知る良い機会だと思いました。日本人特有の恥ずかしさや、自分が話す英語へのコンプレックスはありましたが、それを無くせるよう、今回はとにかく “話す” ことにチャレンジしてみました。

松本さん
今回訪問したブリティッシュヒルズは、日本にいながら海外のような体験ができる場所です。今までゼミで勉強してきた “生きた英語” でのコミュニケーションを積極的に取ることを目的に、さまざまな体験をしてきました。

輿水さん
ゼミ内の交流はもちろん、異文化理解を深めることを目的に、現地では英語でコミュニケーションをとりました。例えば、スコーンづくり体験。英語で料理の作り方を教えてもらうのですが、わからない単語がでてきたりします。このようなときに分からないなりにではありますが、ジェスチャーを交えて意思疎通を図ろうと努力しました。また、敷地内において他の観光客の方に自ら話しかけに行ったり、雑談を楽しんだりもしました。

 

Q.? 合宿を通して、経験したことや、得たスキルは?

江田さん
学校の授業では習ってこなかったような、日常会話で使用するようなフレーズや単語を多く使うことができる貴重な機会でした。プチ海外旅行をしたような感覚で英語を使うことができました。また、日本の日常生活では使わない “ドレスコード” というものも経験することができました。

松本さん
合宿を通して、英語を話すこと、海外の方とのコミュニケーションを取ることへの恐怖感がなくなったと感じました。今までゼミでは異文化理解に関して学んできて、それに伴い英語の学習も進めていました。実際に英語を使って海外の方と長時間話すことが久しぶりだったり、初めての経験だという仲間も多かったと思います。ブリティッシュヒルズに行く前は、英語でコミュニケーションが取れるかな?と心配の声もありましたが、最終的にはみんな笑顔で会話を楽しむことができるようになっていました!日本にいながらこのような体験をすることができ、コミュニケーションを取ることに怖さがなくなったのはとても良い経験だったと思います。

輿水さん
話せるか話せないかではなく、“話そうとする姿勢が重要” だということに気づきました。言葉が分からないからと諦めるのではなく、意思疎通の方法を試すことで何か変わるかもしれないからです。実際に初めて会った他の観光客の方とブリティッシュヒルズ内にあるパブで話をしました。試行錯誤しながら話すことで、相手も私が伝えたいことを理解しようとしてくれました。今後も母国語が異なる方と会話をする際に諦めるのではなく、伝えようとする気持ちを持って接していきたいと思います。

 

Q.? 合宿の思い出として、楽しかったことを教えてください!

江田さん
パブへみんなで行きました。友人はもちろん、今までゼミ内でも話したことのなかったメンバーとたくさん話すことができたので、とても楽しかったです!

松本さん
学生生活の大半がコロナ禍で、思い描くように仲間と交流を深めることができなかった時期がありました。今回はコロナの影響を受けることもなく、仲間同士が交流し、理解を深め合う2日間にすることができました。さまざまな体験をしましたが、その中でも印象に残っているのはブリティッシュヒルズ内にあるバーへ行ったこと。お酒も日本の居酒屋には置かれていないおしゃれなものばかりで、みんなでメニューを相談して決めたのも良い思い出です。

輿水さん
夕食時に、4年生の先輩方と対面でお話しでき、とても楽しかったです。食の趣味などについて話しながら美味しいご飯が食べられたので良かったです。また、チャーターバスでの移動時にはゼミ生によるバスガイド、駅では東本先生によるピアノ演奏など、要所要所で意外な一面が見られて、良い思い出になりました。

 

Q.? 最後に感想をお願いします。

江田さん
英語でのコミュニケーションはもちろん、ゼミの仲間と交流を深めることができ、大変有意義な合宿になったと感じています。

松本さん
海外の方が多くいる環境での合宿に少し不安もありましたが、楽しく過ごすことができ、良い経験になりました。また、ゼミのメンバーと2日間学校以外で過ごすのは初めての経験で、今まで以上に仲が良くなったと思っています。このような経験を3年生のうちにできて本当に良かったです。また4年生でもみんなで思い出を作りたいと思います。

輿水さん
私はあまり大人数で行動するのは得意なタイプではなかったのですが、今回の合宿では普段あまり話さないゼミ生とも話すことができる良い機会になりました。私自身、福島県にはゆかりがあるのですが、ブリティッシュヒルズがあることは知らなかったため、観光の知識としても周辺について学ぶことができて良かったです。

 

 

 

英語は壁じゃない、扉だよ!―東本教授からメッセージ—

1泊2日の合宿では、普段の授業よりも長い時間を共に過ごしました。特に英語オンリーの環境であったため、学生同士が協力し合いながら、互いの理解と信頼関係を深めた様子が窺えました。

私のゼミは、30名の内7名が留学生ですが、合宿中のワークショップや講義、料理体験等を通して国籍や学年を越えた交流が活発になりました。学生同士の自発的な学び合いの姿勢もより見られるようになり、合宿後の今でも継続されていることを嬉しく思っています。

また、ゼミのモットーは「英語は壁じゃない、扉だよ!」です。学生の皆さんには、ぜひ世界に目を向け、自分の可能性を大きく広げて欲しいと思っています。

皆さんの未来がより輝くように、一緒に学び、想い出を作りましょう。Your future is open! Let’s study together and make lifetime memories!

 

【関連情報】

■ブリティッシュヒルズについて
福島県岩瀬郡天栄村に位置し、日本にいながら英国留学を体験できる施設。(詳細はこちら

■東本ゼミ 国際交流基金の「交流学習マッチングシステム」を通じて発展したオンライン国際交流(詳細はこちら

■「難民援助について考える」 ー東本ゼミ UNHCRスタッフによるゲスト講演を実施ー(詳細はこちら

■東本ゼミ SDGsや異文化コミュニケーションを学ぶフィールドワーク(詳細はこちら

問い合わせ先
横浜商科大学 総合教養センター
東本 裕子 教授(教員紹介へリンク
発信部署
横浜商科大学 アドミッション?広報部
TEL:045-583-9043 / FAX:045-583-9053
Mail:yccpublic_r@shodai.ac.jp
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